日本の労働人口の約40%は実はフリーターであるということを知っていますか?そして日本ではファーストキャリアが重要視されているので、一度フリーターになってしまうとキャリアをやり直すのが難しいとされています。
しかし近年は人手不足ということもあり、フリーターであっても働くことに対する意欲が高い人材を積極的に正社員として採用する企業が増えています。
この記事に辿り着いた方は、フリーターから脱出して正社員として働きたいと考えている人かと思います。そのような方々はフリーターの正社員転職を専門にサポートしてくれるサービスを使えば、正社員として働くことができるかもしれません。この記事ではフリーターから正社員に転職をする方法を紹介しているので、是非参考にしてみてくださいね。
日本におけるフリーターの割合

厚生労働省の『労働力調査』によると日本全国の労働者は約5,600万人います。そのうち非正規雇用の従業員は約2,100万人います。つまり労働人口の約38%は非正規雇用であるというのが日本の現状です。
そして年齢が高くなるにつれて非正規で働く人の割合が増えていく傾向にあることが分かりました。非正規雇用が増えている原因の1つとして、働き方の柔軟性が挙げられます。
非正規で働いている人が非正規で働く理由として最も多かったのが、「自分の都合のよい時間に働きたいから」です。このことから非正規社員として働く人は、自ら望んで非正規で働く人が多いように思えます。
しかし中には非正規で働くことを望まない人もいます。非正規で働くことを望まない人が非正規で働く理由で最も多かったのが「希望の内容の仕事がない」でした。また年齢が高くなるにつれ、「希望の求人と自身の年齢が合わない」といった意見が多くなります。
若いうちは時間の融通が効く、フリーターを好んで働く人が多いとのことですが、年齢が上がるにつれて希望の求人が少なくなってくるので、長くフリーターを続けてしまうと、フリーターから抜け出すのが難しくなります。手遅れにならないように早いうちにフリーターから脱出することをおすすめします。
フリーターと正社員の賃金格差について
フリーターを長く続けるほど年収の部分で損をします。なぜならフリーターと正社員の年収は約200万円以上正社員の方が高いからです。
雇用形態 | 平均年収 | 平均月収 |
---|---|---|
非正規社員 | 100万円~199万円 | 8.3万円~16.5万円 |
正社員 | 300万円~399万円 | 25万円~33.2万円 |
たしかに非正規の場合、自分の都合にあった時間や仕事を選べるメリットがあります。しかし非正規は時給制なので年収が上がりにくいことがデメリットとして挙げられます。
正社員は働き方が柔軟に選ぶことができないデメリットはありますがボーナスがあるので非正規と比較して年収が高いメリットがあります。
さらに正社員であれば勤続年数が長くなるにつれて年収も高くなります。また正社員であれば年収以外にローンが組めたり社会的な信用があるので、結婚・子育て・マイホームの購入など安定してライフプランを計画することができるメリットがあります。
「単純にフリーターで働くことは気楽だし責任はないし…」とダラダラと過ごしていると経済的な面や社会的な信用の面で大きく不利になります。
将来が不安!フリーターの末路は?
20代の若いうちはフリーターでも生活していくことはできますがフリーターを長く続けるほど下記のようなリスクがあります。
- 非正規を長く続けるほど正社員になるのが難しい
- 周囲の友人と年収や生活レベルの差が開く
- 結婚や子育てが難しい
- ローンが組めない
- 十分に貯金が出来ず、老後も働き続けなくてはならない
経済的な部分や社会的な信用の部分は正社員と比較すると非正規で働くと不利になります。なにより非正規で働く自分とは反対に学生時代の友人は結婚・育児などの幸せ絶頂の生活を送っていることに対して劣等感を感じてしまうのは間違いないでしょう。
実際、SNS上でも友人との格差に劣等感を感じてしまう方もいるようです。「今が楽しければ良い」とするのがフリーターの方々の意見だと思いますが、十分な貯金もないうえに貰える年金も少なく、65歳を過ぎた老後も1日8時間労働をしなければ生活できない可能性が高いです。
老後に苦労をしないためにも、働くことができる若いうちにフリーターから脱出することをおすすめします。
フリーターから正社員へ転職する方法
フリーターの方が正社員へ転職することを躊躇している理由は、主に職歴(スキル)に自信がないので正社員になることが難しいのでは?というように自身で正社員へ転職することのハードルを高くしているということが挙げられます。
「ヤル気さえあれば正社員に転職するのは可能!」
というのも、近年は人手不足で企業側は職歴よりも本人のヤル気などポテンシャルを重視した採用を重要視しています。そのため正しい転職の方法を実践すれば高い確率で正社員で内定を勝ち取ることができます。
具体的にフリーターから正社員に転職する方法は下記の3つあります。
- ハローワークで正社員の求人を紹介してもらい正社員を目指す
- 求人サイトから興味のある求人に応募して正社員を目指す
- 転職エージェントの転職サポートを受けながら正社員を目指す
なかでもフリーターから正社員になりたい人に1番おすすめなのが、転職エージェントから転職サポートを受けることです。
実際、フリーターから正社員を目指すときに1番ネックになるのが書類選考です。しかし転職エージェントを使うことで、履歴書や職務経歴書の書き方のアドバイスをもらうことができるので、書類選考の通過率が高くなります。
書類選考さえ通過できれば面接に進むことができるので、その分内定獲得のチャンスもグッと上がります。またフリーターの転職支援を専門としている転職エージェントもあるので、こういった転職エージェントを選べば、正社員として働けるチャンスを掴むことができるかもしれません。
というのも、フリーターの転職支援を専門としている転職エージェントから紹介を受ける企業は、ヤル気のある人材を採用したい企業ばかりです。そのためフリーターで職歴がないといった方でも、ヤル気さえあれば正社員として採用したいと考える企業が多いのです。
それって誰でも良いから採用したいブラック企業なのでは…?
と心配に思う人もいるかもしれませんが、転職エージェントが職場を取材し、働く環境をしっかり調査しているうえに、違法な働き方をさせるブラック企業の紹介求人を排除することを明確にしているので、その点は心配なさそうです。
したがって、正社員として働きたい気持ちが強い人は、転職エージェントに登録してまずは相談してみることをおすすめします。
フリーターにおすすめ転職エージェント!
リクルートエージェントの調査で転職成功者の多くが複数の転職エージェントを利用していることがわかりました。(参考:リクルートエージェント『転職エージェントは何社利用するのが良い?』)
この調査結果では平均2~3社は登録しているという方が多いので、最低でも2社以上の転職エージェントを使い分けることがおすすめです。
なぜ、転職エージェントを複数使い分けるべきかというと、次のような理由があるからです。
- 転職エージェントによって求人情報が異なるのでキャリアの選択肢の幅が広がる
- 複数のキャリアドバイザーからアドバイスをもらうことで客観的な視点で転職活動ができる
- キャリアアドバイザーとの相性もあるので自分にあったキャリアアドバイザーと巡り合える
こういった理由から複数の転職エージェントを利用することを推奨しています。

転職エージェントに複数登録する際は、大手転職エージェントを中心に登録をするのがベスト!
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フリーターの末路を辿らないためにやるべきこと!
フリーターの末路は…
- 正社員と比較して低所得
- 学生時代の友人と比較して劣等感を感じる
- 結婚や子育て、マイホームの購入が難しい
- 十分な貯金がなく貰える年金も少ないので老後もあくせく働く
となる可能性が高いです。このような末路を辿らないために頑張って正社員になることを目指しましょう。フリーターは今は良くても、後々の人生で大きな苦労をすることになるのは目に見えています。
せっかく正社員転職を実現できる可能性が高い年齢であれば、なおさらそのチャンスをモノにしないのは非常に勿体ないことだと思います。正社員になれれば、安定した収入を得ることができるので、経済的な面や社会的な信用を得ることができるので、より生活が豊かになります。
なかなか行動に移すことができない人であれば転職エージェントに相談してみると、何かのきっかけで行動できるようになるかもしれません。フリーターの末路を辿らないために、まずは少しずつ行動に移していくことが大事なのかもしれませんね。
まとめ
この記事ではフリーターの末路や現状からの脱出方法について紹介をしました。フリーターは年齢を重ねるにつれて、なかなか脱出することが難しくなっていきます。もし現状将来に対する不安や悩みがあるという方は1歩正社員の道を踏み出してみてはいかがでしょうか?
もしなかなか自分で正社員になるためには何をどのようにすれば良いのか分からないという方は、この記事で紹介をした転職エージェントを頼ってみるのが良いでしょう。
転職エージェントの登録・利用は無料なので、賢く利用して、正社員にステップアップしていってくださいね!


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