派遣

派遣の平均年収は312万円!年収別におすすめの職種を紹介

派遣で働く人の平均年収は312万円と言われてます。
総務省の労働力調査では2019年11月時点で派遣で働く人は26,000人いるとのことです。本記事では派遣社員の職種別の年収の紹介と今よりも更に高い年収で働くことができるおすすめの職種を紹介しています。派遣で新しい仕事を探している人は是非参考にしてみてくださいね。

参考:総務省統計局「労働力調査

派遣の平均年収について

派遣 平均年収 お金

派遣社員の平均年収は約312万円と言われております。株式会社リクルートジョブズが調査した「派遣スタッフ募集時平均時給調査」によれば2019年12月の三大都市圏の派遣スタッフ募集時の平均時給が1,630円でした。これらを月収に換算すると約26万円ですので年収は約312万円となります。(※1カ月の総労働時間160時間と仮定)この調査ではIT技術系の派遣の求人が時給が最も高く平均時給が2,116円でした。一方で営業・販売系が最も安く平均時給が1,442円でした。このことから専門性が必要なく基本的に未経験でも働ける職種の平均時給が安い傾向にあり、専門性が高くなるにつれて平均時給も比例して高くなる傾向があることが言えます。

参考:リクルートジョブズ「派遣スタッフ募集時平均時給調査

正社員との年収の比較

派遣の平均年収は約312万円と言われますが、一方で正社員の平均年収はどのくらいなのでしょうか?正社員と派遣社員の平均年収を比較してみました。大手人材紹介会社のdodaに登録した20代~60代までの正社員約40万人の平均年収を年代別に挙げてみました。

年代正社員の平均年収平均月収に換算
20代約345万円約28万円
30代約442万円約36万円
40代約507万円約42万円
50代以上622万円約51万円

正社員と派遣社員の平均年収の比較で分かることは正社員は年齢が高くなるにつれて平均年収も上がりますが、派遣社員は年齢が高くなっても平均年収はほぼ横ばいです。派遣の平均年収は20代の正社員とほぼ同等で、若いうちは派遣で働くほうが年収が高い場合もありますが年齢が上がるにつれて大きく年収の差が生まれてくることになります。派遣で働くことは年収のデメリットが大きいかもしれませんが、メリットもあるので、次で派遣で働くメリット・デメリットについて紹介していきます。

参考:doda「平均年収ランキング

派遣で働くメリット・デメリットについて

メリット デメリット

長期的にみて年収の部分ではデメリットが大きい派遣ですが、派遣で働くことのメリットも勿論あります。派遣で働くメリット・デメリットについてそれぞれ紹介していくので、派遣で働くか迷っている人は参考にしてみてください。

派遣で働くデメリットについて

派遣で働くデメリットについては下記の5つです。それぞれ派遣のデメリットについて解説していきます。

①収入が安定しない
派遣は正社員とは異なり基本的に時給で働く雇用形態です。そのため1カ月に働いた時間がそのまま給料に反映されます。そのため病気やケガで仕事を休んでしまったり、祝日や長期休暇で派遣先自体が休みで働くことができなければ、その分毎月の給料が減ってしまいます。つまり毎月の給料が一定ではないので年間を通して安定した月収を稼ぐことが正社員に比べて難しいことが言えます。

②雇用が安定しない
派遣社員は基本的に有期雇用であることが多いです。この有期雇用というのは”期間の定めのある従業員”のことで派遣会社と概ね2~3カ月の雇用契約を結び働くことになります。契約更新を繰り返しおこないながら働くことになるので万が一派遣先の業績が悪化するようなことがあれば仕事を失う可能性があります。また派遣法で同じ職場の同じ部署には最大で3年までしか働くことができないという決まりがあるので、このタイミングで仕事を失う可能性があります。つまり派遣はいつ仕事がなくなるか分からないので安定して働くのが難しいです。

③社会的地位が低い
派遣社員は毎月の給料が一定ではないことや雇用が安定しないことから社会的に地位が低く見られることが多いです。そのためローンの審査などが難しく家や車を所有するのも大変です。また派遣社員であることを理由に結婚を反対されることもあるので派遣社員の未婚率は高いです。職業差別になるので本来このような考え方は好ましくはないのですが現実は社会的に地位が低く派遣社員であることを理由に差別を受けることがあるでしょう。

④ボーナスがない
正社員であれば業績に応じて働いている会社からボーナスが支払われます。しかし派遣社員は時給制なのでボーナスがありません。ボーナス支給月は正社員であれば欲しいものを買ったり高い食事をしてみたりすることができますが派遣社員にはボーナスがないので、そういった贅沢を楽しむ余裕がないのが寂しいところです。派遣社員は毎月時給に応じた給料なのでボーナスのような大きい金額が入ってこないのが派遣で働くデメリットです。しかし期間工は例外で期間満了金や入社祝い金など正社員でいうボーナスのようなシステムがあるのでボーナスが欲しい人は期間工で働くと良いかもしれません。

⑤将来を考え腰を据えて働くのが難しい
派遣社員は収入や雇用が安定しないので長期的にみれば不利かもしれません。また派遣先によって職場が変わるので、その度に住居を引っ越さなければならないこともしばしばあります。独身であればそこまで不自由なことはありませんが、例えば結婚しており子供がいる人だと派遣先が変わるごとに引っ越しをするのは難しいので、腰を据えて働くのが難しいといえます。ただ仕事を選ばなければ自宅から通勤できる範囲で派遣会社から自宅に近い派遣先を紹介してもらうことは可能です。

それでも派遣で働くメリットについて

次に派遣で働くメリットについては下記の5つです。それぞれ派遣で働くメリットについて解説していきます。

①仕事を選べる
派遣社員の仕事は雇用契約書に記載されている業務内容なので職務の範囲が限定的であることが多いです。そのため自分の得意不得意・好き不向きな仕事を自由に選ぶことができたり、転勤の可能性もないので自分の好きな勤務地で働くことができます。また派遣会社がサポートしてくれるので雇用契約の内容や期間さえ守れば基本的に自由な働き方をすることができるのがメリットです。

②様々な派遣先で様々な経験ができる
派遣の求人は様々な職種で募集があります。もし自分が将来なにになりたいのか分からなければ興味のある仕事を試す良い機会でもあります。工場や営業・事務など色んな現場の仕事を経験できるのが派遣で働くことのメリットです。

③プライベートを優先できる
派遣は正社員ほど仕事の責任を負うことはないので残業を強いられることは、あまりありません。もちろん現場が忙しければ残業は極力協力するべきですが、派遣社員の残業は任意なので残業ができないのであれば自宅に帰ることが許されます。また基本的に派遣社員はそこまで残業が多くないのでプライベートを優先することができます。したがって空いた時間で趣味や資格の勉強などすることができますので、こういったプライベートな時間が作れるのが派遣で働くことのメリットです。

④未経験でもできる仕事が多い
正社員の転職は職務経験が問われ、未経験だと採用されない仕事でも、派遣であれば未経験でも働くことができる可能性があります。むしろ未経験でも働けることが多いです。ただ仕事の領域が限定であることの制約はありますが、小さいころから憧れていた仕事を経験することができたり、将来的に目指したい仕事の経験値を積むことができるのが派遣で働くことのメリットです。

⑤大手企業で正社員になれる可能性がある
派遣で働くことの最大のメリットは学生時代の就職活動では絶対に採用されないような大手企業に正社員になれる可能性があるということです。派遣はある意味、実力で勝負しているようなものなので現場から評価されれば大手企業の正社員になれることだってできてしまいます。ただ誰でも知っている大手企業の正社員になれるのはほんの少しなので博打的要素が非常に高いです。しかし大手企業の正社員になれれば年収は倍近くに跳ね上がるので、せっかく派遣で働くのであれば大手企業の正社員を目指して働くのもアリだと思います。もしくは正社員志向が高ければ紹介予定派遣の求人に応募すると6カ月以内で正社員になれる可能性があるのでおすすめです。

派遣社員の本音や口コミ・評判

メリット
・スキルアップした分時給が上がる
・社員ほど責任を追わなくて済む
・未経験職種でもスタートしやすい
・仕事の頑張りを認めてもらえると結構面白いことになってくる
(意見が通る、新しい仕事を任される、自分の下にスタッフがつく、時給交渉ができる、休みが取りやすくなる、満了後も契約で雇ってもらえる…など)

デメリット
・仕事だと割り切れない人は派遣に向かない
・職歴とスキルが重要なのでモチベーション維持が結構大変
・職歴が増えやすく管理が面倒

私はメリットの方が多かったです。

引用元:ヤフー知恵袋

派遣で働くことの評判・口コミについては上記のことが挙げられます。中長期的にみれば派遣で働くよりも正社員で働いた方が良いので、派遣で働くうえでメリットやデメリットを考えて働くことをおすすめします。

派遣の年収別の仕事

1ヶ月の労働時間を下記の表を仮定してシミュレーションをしてみました。またシミュレーションに基づき派遣の年収別の仕事を挙げてみたので仕事選びの際に参考にしてみてください。

出勤日数1日の所定労働時間1日あたりの残業時間1カ月の総労働時間
20日8時間1時間180時間

※残業時の給料は25%増なので残業20時間×1.25=25時間
1カ月の所定労働160時間+25=185時間を時給でかけると1カ月の大体の月収を計算できます

派遣で年収350万円の職種

時給1,576円以上の仕事求人に応募すると年収350万円になります。具体的な職種については下記の通りです。年収350万円の派遣の仕事はノンスキルでもできるものや資格がないと働くことができないものまで様々です。

▼年収350万円の仕事
【ガテン系】
工場
【オフィスワーク系】
貿易・国際事務/英文事務/通訳・翻訳/経理・英文経理/財務・会計/総務・人事・広報・宣伝/秘書/OAオペレーター
【営業・販売系】
企画マーケティング/営業・企画営業/営業アシスタント
【IT技術系】
OAインストラクター/CADオペレーター・CAD設計
【クリエイティブ系】
編集・制作・校正/DTPオペレーター
【医療・介護系】
介護関連/看護師・准看護師

派遣で年収400万稼ぐには

時給1,801円以上の仕事求人に応募すると年収400万円になります。具体的な職種については下記の通りです。 年収400万円を越える仕事はある程度経験が必要なので未経験でも働ける仕事が少なくなってきます。ヘルプデスクのようなSES(システムエンジニアリングサービス)というエンジニア派遣の会社であれば未経験でも働くことができる可能性が高いです。

▼年収400万円の仕事
【IT・技術系】
ユーザーサポート・ヘルプデスク/テスト・評価
【クリエイティブ系】
web関連
【医療・介護】
治験関連

派遣で年収500万以上稼ぐには

時給2,252円以上の仕事求人に応募すると年収500万円になります。具体的な職種については下記の通りです。 年収500万円クラスになると専門的な知識が必要になってきます。ある程度の経験も必要なのでここまでの年収の仕事は未経験ではほぼ無いので、ある程度スキルを積んでから求人に応募すると良いかもしれません。

▼年収500万円の仕事
【IT技術系】
SE・プログラマ・ネットワークエンジニア/運用管理・保守/設計(電子・機械・建築)
【専門職】
法務・財務

参考:リクルートジョブズ「派遣スタッフ募集時平均時給調査

まとめ

派遣の平均年収とおすすめの職種に関してのまとめは下記の通りです。

・派遣の平均年収は312万円
・派遣で働く際は目的意識とメリットやデメリットを考えて働くこと
・少しでも年収をあげたいのであれば未経験でも応募可能な年収350万円クラスの求人に応募すること

派遣社員の平均年収は312万円です。これから派遣として働こうと考えている人は目的意識がないとデメリットの方が大きいかもしれません。そのためメリットやデメリットを考えたうえで求人に応募すると良いでしょう。また少しでも派遣の平均年収より高い仕事がしたい人は未経験であれ年収350万円クラスの職種に応募することをおすすめします。