ぶっちゃけ派遣会社ってどのくらい儲かっているのだろう…?
派遣会社のビジネスモデルは派遣先からの派遣料金が売上となり、そこから派遣社員に支払う給料を差し引いた残りが利益となります。
現在、派遣社員として働いている方のなかには、どのくらいピンハネされているのか、気になるという方も少なくないでしょう。
この記事では派遣会社のマージン率について解説をしていきますので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
なるべく時給が高い派遣会社で働きたいという方は、マージン率の低い派遣会社を選ぶのがおすすめ!
派遣会社のピンハネについて
派遣会社の世間一般的なイメージは、「人」を商材としており、派遣料金の一部を抜いているため「ピンハネ屋」「人売り」などの悪いイメージを持たれる方も少なくありません。
中間ビジネスなので、中間マージンが掛かるのは間違いではありませんが、人材派遣はちゃんとしたビジネス!
なぜなら、派遣社員に対しては雇用を提供し、一方で人手不足の派遣先に労働力を提供することができるからです。もしこの世の中から人材派遣会社が無くなってしまうようなことがあれば、きっと日本の企業は成り立たなくなるでしょう。
派遣料金からいくらピンハネしているの?派遣会社のマージン率について
派遣会社の一般的なマージン率は約30%ほどです。
「えっ、派遣料金のうち30%も儲けているの?」と思う方もおりますが、この30%すべてが派遣会社の利益ではありません。
マージン30%のなかから、派遣社員の社会保険料・交通費、内勤社員の給与や広告費などを支払います。
そのため派遣会社はピンハネと思われがちですが、言われるほど儲かっていないのです。純粋な利益としては派遣料金のおおよそ2~3%くらいしか利益として残らないかと思います。
派遣会社のビジネスモデルは薄利…。
派遣のピンハネ率には上限ってあるの?
派遣のピンハネ率の上限を規制する法律に関しては現時点ではありません。おそらく今後もマージン率を大幅に引き上げるという可能性も少ないと思います。
なぜなら派遣会社がマージン率を引き上げたら、派遣社員の時給が少なくなるので、新たに派遣社員を採用することが難しくなります。働きたい人がいなければ派遣のビジネスモデルは崩壊してしまうので、今後も派遣会社のマージン率は大きく変わらないと言えるのではないでしょうか。
自分で派遣会社がどれくらいピンハネしているのか知る方法について
自分が勤めている派遣会社がどのくらいのマージン率なのか気になる…!
自分が勤務する派遣会社がどのくらいのマージン率を取っているのか気になるという方も多いと思います。ここでは自分で派遣会社がどのくらいのマージン率を取っているのか調べる方法を紹介します。
2012年10月1日の改正労働者派遣法によって、派遣会社はマージン率の公開が義務付けられることになりました。そのためインターネット上で派遣会社のホームページなどからマージン率の情報を自分で調べることが可能となりました。
もし勤務する派遣会社のマージン率が気になるという方は、インターネット上から情報を調べてみると良いでしょう。
時給を重視するならマージン率の低い派遣会社がおすすめ
マージン率が低ければ、その分派遣社員の時給に還元しているという可能性が高いです。つまり時給の高い派遣会社を選ぶならマージン率の低い派遣会社がおすすめ!
派遣会社を選ぶうえで、色々な価値観があると思いますが、そのなかの1つとして、”時給の高さ”を判断基準に置く人も少なくないと思います。
しかし時給の高い派遣会社の選び方は非常に分かりにくいですよね。そのようなときにマージン率を指標にしてみてはいかがでしょうか?
なぜならマージン率で派遣社員の給料の比率が変わってくると考えられるからです。例えばマージン率が高い会社だとどうでしょうか?派遣会社側に搾取される金額が多くなるのでその分派遣社員の時給は少なくなるはずです。
一方でマージン率が低ければ、その分が派遣社員の給料に還元されるので、派遣社員の時給も高くなるという考え方もできます。
したがって、なるべく時給の高い派遣会社を選びたいと考える方は、マージン率の低い派遣会社を選ぶことをおすすめします。
派遣会社 | 派遣料金/日 | 賃金/日 | マージン率 |
---|---|---|---|
日総工産 | 16,513円 | 12,107円 | 26.7% |
ランスタッド | 16,288円 | 11,448円 | 29.7% |
ウィルオブワーク | 13,936円 | 9,720円 | 30,3% |
テンプスタッフ | 19,065円 | 15,271円 | 19.9% |
スタッフサービス | 18,962円 | 13,805円 | 27.2% |
工場・軽作業系であれば日総工産、事務・オフィスワーク系であればテンプスタッフがおすすめの派遣会社です。
当サイトでおすすめ派遣会社!
派遣会社って数が多すぎて正直どこが良いのかサッパリ…。
工場で働きたいんだけど、おすすめの派遣会社はありますか?
工場で働きたいというのが明確であれば、工場を得意としている派遣会社がおすすめです!また大手の派遣会社であれば、コンプライアンスが厳しいので、安心して働くことができますよ!
工場や倉庫での仕事を探しているという目的が明確になっているけれど、「どこの派遣会社を選べば良いのか分からない!」という方は多いのではないでしょうか?
そのように考えるには当然です。
なぜなら、派遣会社の事業所数は38,000ヶ所以上あり、かつてはコンビニの店舗数よりも多いと言われておりましたので、この中からベストな1社を見つけ出すのは非常に困難かと思います。(参考:一般社団法人日本人材派遣協会)
そこで、当サイトでは工場や倉庫の仕事に特化している派遣会社をピックアップさせていただきました!
どれも国内では大きい派遣会社なので、働くうえでの環境が整っているので、安心して働くことができますよ。
日総工産
- 工場や軽作業の派遣求人を専門に扱っている
- 国内最大級の製造派遣会社(求人数もトップクラス)
- 全国の寮付き案件や高待遇の期間工案件など希望にあわせて働ける
- 派遣社員から技能社員(正社員)にキャリアアップができる
- 2021年オリコン顧客満足度ランキングの製造派遣部門で3年連続1位
ランスタッド
- オランダに本社を置く世界トップクラスの派遣会社
- 高時給の求人を豊富に扱っている
- 簡単軽作業で初めての方や女性でも安心して働ける(※スキルを持ってなくても問題ない)
綜合キャリアオプション
- 製造からオフィスワークまで幅広く求人を扱っている
- 全国に寮を完備しており中には寮費無料の求人もいっぱい
- 時給の高さが強み
大手の派遣会社だから安心!さらに求人数も豊富なので、自分にあった求人が見つかりそうです!
それは良かったですね!人気の求人はすぐに欠員が埋まってしまう可能性があるので、興味のある求人が見つかったら早めに応募することをおすすめします。
まとめ
この記事では派遣会社のマージン率について紹介をしました。意外かもしれませんが皆さんが思っているほど派遣会社は利益をピンハネをしている訳ではありません。
ただマージン率は時給にも影響してくる可能性があるので、時給の高い派遣会社で働きたいと考える方は、そもそもマージン率が低いといわれている派遣会社を選ぶことをおすすめします。
これから派遣会社への登録を考えているという方は、ぜひ当サイトで紹介をさせていただいている派遣会社を参考にしてみてはいかがでしょうか?
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