セールスフォースはアメリカサンフランシスコに本社を構えているビジネスアプリケーションのサービスを提供している会社です。
2000年4月に日本法人である株式会社セールスフォース・ドットコムが設立されました。日本国内において営業支援システムのシェアが約60%を占めています。
この記事ではセールスフォースの平均年収を紹介していくので転職を検討している人は是非参考にしてみてください。
最近よく見にする会社なだけに人気が高そうですね!
人気の高い企業だからこそ競争率も高いので、下調べが大事ですよ。
セールスフォースについて
項目 | 会社概要 |
---|---|
社名 | 株式会社セールスフォース・ドットコム |
設立 | 2000年4月 |
資本金 | 4億円 |
本社 | 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー12階 |
支社 | 東京・名古屋・大阪・和歌山・広島・福岡 |
セールスフォースは、冒頭にも記載した通り「アメリカ」のサンフランシスコに本社を構え、日本でも各地で支社が存在している状況です。
今後も事業拡大にともない、支社が増える可能性も十分あります。
サービス内容について
セールスフォースは企業と製品・協力会社・従業員・クライアントの全てをつなぐことのできるCRMソリューションを提供してます。
サービス内容がイメージしやすい動画があるので、こちらをご参考下さい。
セールスフォースを企業が導入することにより、「顧客管理」「社内での情報共有」などが簡単にできるようになります。
これらのサービスを提供することによって企業の売上や生産性向上、見込み客の獲得に貢献しています。実際に使用したことのない人はここまでの説明であまりピンと来ないかもしれませんが、簡単に使用例を紹介すると商談の記録を各自でクライアント毎に記入します。
それらを社内の人間に発信したり、chatterというつぶやき機能でアンケートや報連相をおこなったりと…まさに社内版Facebookに近いという言葉がふさわしいでしょうか。
直近の業績について
決算月 | 売上 | 経常利益 |
---|---|---|
2015年1月 | 5,373,586 | -262,688 |
2016年1月 | 6,667,216 | -47,426 |
2017年1月 | 8,391,984 | 179,632 |
2018年1月 | 10,480,012 | 127,478 |
2019年1月 | 13,282,000 | 1,110,000 |
売上の核となっているのが、社名と同じ名前の「セールスフォース」というBtoB向けのサービスです。導入企業も大きく増え、安定した売上が付いてきており、特に2019年にかけて利益が大幅に伸びてきている企業です。
ここまで利益が伸びている企業は少ないですよね…!
しばらく赤字が続いていたようですが、2017年1月から大きく改善できたようですね。
社風や企業理念について
セールスフォースでは「信頼」「カスタマーサクセス」「イノベーション」「平等」の4つのコアバリューを理念として掲げています。
特に互いを信頼する文化を大事にしており、クライアント・従業員・パートナー・地域コミュニティの全てを家族のように大事にすることを強く意識し、助け合いや喜びを分かち合いながら社会に貢献していくという企業文化が浸透しております。
そのため会社は一人一人の社員を財産だと捉え、多様な社員が活き活きと働きやすい環境作りを心掛けていることが伺えます。
職種別の平均年収について
大手求人サイトのindeedによるとセールスフォースの平均年収は約450万円~1,164万円であることが分かりました。続いて職種別の平均年収をみてみましょう。
IT・情報処理
職種 | 平均年収 |
---|---|
アーキテクト | 1,010万円 |
プリセールス | 981万円 |
ITヘルプデスク テクニカルサポート | 633万円 |
ソリューションアーキテクト | 1,074万円 |
ITエンジニア | 1,039万円 |
開発 | 621万円 |
営業
職種 | 平均年収 |
---|---|
アカウントエグゼクティブ | 1,074万円 |
営業 | 983万円 |
内勤営業 | 829万円 |
企画営業 | 1,164万円 |
コンサルティング
職種 | 平均年収 |
---|---|
アナリスト | 754万円 |
ITコンサルタント | 800万円 |
その他
職種 | 平均年収 |
---|---|
新卒採用 | 450万円 |
総合職 | 450万円 |
物流センター | 1,039万円 |
セールスフォースの新卒初年度の年収は450万円!
セールスフォースは年俸制を採用しており新卒初年度の年収は450万円です。
項目 | 概要 |
---|---|
年俸 | 450万円 |
昇給 | 年1回 |
賞与 | 年2回 |
休日 | 完全週休2日制 |
上記の年俸にはみなし残業30時間/月分の固定残業代55,000円が含まれます。新卒の年収としては割と高めなほうといえるでしょう。
福利厚生について
セールスフォースでは同一労働同一賃金に積極的に取り組み、毎年社員の仕事に対して正当な対価としての給与が支払われているか確認をしているようです。
また様々なユニークな社内制度があるので下記にまとめてみました。
- 持ち株会
- 確定拠出年金(市場平均より上)
- 団体生命保険、所得補償保険
- 非課税通勤手当
- 医療保険プラン
- 健康維持活動に対する補助金100ドル/月
- 養子縁組や不妊治療に対する手当
- メンタルケアや法律相談
- オンデマンド型の対話型学習コースによるキャリアアップ支援
- 社内公募による異動制度
- 学習手当を年間最大5,000ドル支給(通学する場合)
- 従業員用のラウンジで無料のスナックやドリンク有
- 年間7日のボランティア休暇
- 最新の福利厚生は各求人サイトをご確認下さい。
他の会社にはない福利厚生が多くてどれも気になりますね!
IT業界全体の平均年収との比較について
セールフォースの平均年収は新卒でも450万円の待遇で働くことができます。大手人材紹介会社のdodaの調査によると技術系IT職種の平均年収は438万円です。(参考:doda平均年収ランキング)
新卒時から業界平均の水準の年収を得ることができるのでセールスフォースは客観的にみればどちらかというと年収が高い企業ということがわかります。
さらに勤続年数や成果を出せば1,000万円の年収を目指すことも可能なので仕事選びの軸に高収入を置いている人におすすめできます。
実際に企業で働いたことのある元エンジニアの口コミ・評判は?
実際にセールスフォースで働いていたことのある元エンジニアの口コミ・評判をまとめてみました。セールスフォースに転職したいと考えている人は是非参考にしてみてください。
- 大手外資系IT企業と同水準の給与であること
- 社内教育が充実しており、英会話教室やフィットネスの補助がでたり希望を出せば外部セミナーを聴講することも可能
- 風通しが良いいので男女関係なく育休(産休)を取得し復帰もできている
- お菓子やドリンクが無料で食べ飲みできること
- 製品自体も年に数回のアップデートがあるので自分から動いていける人でないと向かないこと
- 良くも悪くも成果主義であること
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自分の適正年収はどのくらいなのかな…?
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まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- セールスフォースの平均年収は450万円~1,164万円
- 新卒時からIT業界の平均水準と同等の額がもらえ全体でみると大手外資系IT企業と同等の年収がもらえる
- 良くも悪くも成果主義で成果を残せば1,000万円を狙えるので自信がある人におすすめ
年収自体は平均的な感じではありますが、成果を残せる方であれば1000万円を目指せれる会社です。会社の利益を伸びているので、今後さらに上の年収を狙える可能性も十分あります。
気になる方はまず転職エージェントに相談してみるといいでしょう。