「今の仕事は本当に妥当な年収をもらっているのか」「転職したらどのくらい自分は年収がもらえるのか」自分自身の適性年収が気になる方は多いのではないでしょうか。
実は同じ業界・職種での自身の市場価値を無料で調べる方法があるのです。この記事では自身の適性年収を調べる方法について紹介していきますので、現在自身の年収に不満がある方は是非参考にしてみてくださいね。
日本のサラリーマンの平均年収はどのくらい?
厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査の概況」によると日本のサラリーマンの平均年収は約306万円と言われています。
年代 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
---|---|---|---|---|---|
全体平均 | 299万円 | 304万円 | 304万円 | 304万円 | 306万円 |
20代平均 | 212万円 | 216万円 | 219万円 | 221万円 | 223万円 |
30代平均 | 268万円 | 272万円 | 276万円 | 277万円 | 277万円 |
40代平均 | 318万円 | 323万円 | 322万円 | 320万円 | 321万円 |
あなたの年収は平均よりも上ですか?下ですか?
適性年収を知るうえで大事なのは年代で比較してどうなのかを考えること
自身の市場価値を図る際に最も大事なことは自分と同じ年代で比較してどうなのか?です。住んでいる地域によって平均年収は異なりますが、自分と同じ年代がどれくらい稼いでるかを目安に考えると良いでしょう。
下記の表は大手転職エージェント「doda」が調査した年代別の平均年収になります。この表をご覧になって、まずは自身の年収が平均と比べてどうなのかを確認してみましょう。
年代 | 全体(万円) | 男性(万円) | 女性(万円) |
---|---|---|---|
20代 | 341 | 363 | 317 |
30代 | 437 | 474 | 378 |
40代 | 502 | 563 | 402 |
50代以上 | 613 | 664 | 435 |
またもし可能であれば、自身の勤めている会社の平均年収も調べてみると良いでしょう!上場している会社であれば有価証券報告書で確認ができますよ!
自身の平均年収が同じ世代で遥かに下回るようであれば、あなたの年収は低い部類になるかと思います。会社の平均年収が日本の平均年収と同等であれば、今の会社では年収アップが期待できないのではないでしょうか。
そうなれば、いよいよ転職を視野に入れて、今後の将来を考えていく必要があると思います。
適性年収の計算はどうすればいい?おすすめ年収チェッカー5選!
適性年収を計算する方法としてはスマホの年収査定アプリで調べる方法を紹介します。
この年収査定アプリでは、登録している転職希望者の年収の統計から、自分はどの業界・どの職種でどのくらいの年収の価値があるのかを算出してくれます。
それではさっそくおすすめの年収査定チェッカー5選を見ていきましょう!
ミイダス
- 適性年収以外に職務適性やパーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司のタイプなどを分析することができる
- 約200万人以上の転職別、年齢別、学歴別の年収データが見れる
- 面倒な登録などがないので気軽に適性年収を調べることができる
適性年収チェッカーのアプリで最も知名度が高いのが「ミイダス」です。ミイダスはアプリダウンロードしたら、簡単な質問に答えるだけで登録することができます。
また面倒な履歴書や職務経歴書の提出がないので、簡単に自身の適性年収を調べることができます。
3連休のあとに週6働いてたら結局休みの意味なくね…? ミイダスで自分の年収調べたら現状の200万プラスが最低年収だったから転職するか…
引用元:Twitter
ミイダスは自分の市場価値、想定年収を診断できる転職サイト。 実際より高くでる印象があるが、単純に診断が楽しいのでやってみる価値はあると思う
引用元:Twitter
doda
- 今後30年のあなたの年収推移までグラフで分かりやすく表示される
- 同じようなキャリアの転職事例を紹介してくれる
- 年収査定結果をもとに適性年収に見合った求人を紹介してくれる
dodaの年収査定はdodaに登録する約186万人以上の転職者データからAIで適性年収を算出してくれるツールです。
利用するには転職エージェントサービスに登録して職務経歴やプロフィールを入力して無料会員になる必要があるので、少し手間がかかりますが、3分ほどあれば行えるものなので試してみる価値はあります。
ふと気になってdodaで年収査定やってみたんだけど、お前の適正年収はこれぐらい!!!って今の年収-50万円を提示されてちょっと面食らった
引用元:Twitter
DODAの簡易年収査定やってみたら、現年収から24,864円アップ! とかいって今と変わらなかったww つまり今の給料はそれなりに適正ってことか……。こういうのは比較的多めに査定するものだしなあ。
引用元:Twitter
パソナキャリア
- 1問1答に答えるだけなので簡単でスグに終わる
- 正確なデータなのかは微妙
- 年収アップをしたいのであればエージェントサービスに申込みをした方が早い
パソナキャリアの年収査定は6問の質問に答えた後、職務経歴を入力するだけなので簡単に診断をすることができます。
算出データは東京・大阪・名古屋を参考にしているので、住んでいる場所によっては、高めの年収が表示される可能性があります。
それでも簡易的に知りたいといった方は試してみると良いでしょう。
type
- あなたのビジネス基礎のスキルや性格特性を数値化できる
- 自分自身がどのような人物か(攻め型、守り型など)分かるので自己分析にも使える
typeの年収査定は人材評価事業で評判の高い市場測定研究所という会社と共同開発した市場価値診断テストです。type会員の約40万人分の職種や年齢別の平均年収データと市場価値診断テストから適性年収を算出してくれます。
適性年収を査定するのに公式サイトからの登録が必要となり、5分くらいかかるので、少し面倒ですが、市場測定研究所と共同開発したテストなので試してみる価値はありそうです。
日経キャリアNET
- ビジネススキルや性格や適性などの潜在能力を客観的に分析・数値化して適性年収を算出
- 診断結果では同業界のみならず異業界や異業種において、あなたのビジネス偏差値も分かる
日経キャリアネットはビジネススキルや性格・適性などを客観的に分析して、それらのデータを基に適性年収を算出してくれます。
診断受験者10万人のなかの同世代・同業種・同役職で今の自分のポジションを比較することができます。他人と比較したうえで自分の年収が適性なのか見極めたいという方は試してみると良いでしょう。
【体験談】ミイダスで適性年収を調べてみた!
最も気軽に年収を調べることができるミイダスを利用してみました!まずは利用の流れから紹介していきます!
実際にミイダスを利用してみましたが、年収査定は非常に簡単でした。ただ結果に関しては今の年収よりも高い年収を提示されたので、口コミにもあるように実際の年収よりも高めに出る印象があります。
ミイダスを利用してみて感じたメリット・デメリットについては下記が挙げられます。
【デメリット】
- 年収査定の結果が実際よりも高く出てしまう
- 本気で転職を考えている人は転職エージェントサービスを使ったほうがよい
【メリット】
- 簡単にできるのと純粋に年収査定は面白い
- 企業からの面接確約オファーがあるので優良企業からのオファーがあればラッキー
まとめ
この記事では自身の転職市場価値が分かる「年収査定チェッカー」について紹介しました。
年収査定チェッカーの信憑性についてはよく分かりませんが、面白半分でやってみるのであれば、試してみる価値はあると思います。
しかし本気で転職を考えている人であれば、転職エージェントサービスに登録して、キャリアドバイザーに相談したほうが信憑性の高い情報を得ることができます。
そのため転職して年収アップをしたいという方は転職エージェントサービスに登録して、まずは無料カウンセリングをしてみることをおすすめします。
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