【必読】採用担当はココを見てる!派遣会社の採用担当が教える正しい派遣の履歴書の書き方

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派遣会社の求人に応募して面談にいっても、なかなか仕事が決まらないと悩んでいる人は、もしかすると履歴書の書き方で損をしているかもしれません。

派遣だから誰でも働けると思っている人は大きな勘違いをしています。そして私は数多くの派遣社員の履歴書を見てきましたが、履歴書の書き方が微妙な人には仕事を紹介したことがありません。

というのも、雇用形態が派遣でも正社員でも仕事は仕事です。そのため面談の段階で雑な履歴書を提出するような人は信頼することができないからです。

ましてや仕事の紹介をするにあたって特に派遣であればスキルの高さなんて正直どうでもいいことが多いです。優秀だけど信頼できない人よりは、スキルはないけれど誠実で信頼できる人に仕事を紹介したいと派遣会社の多くの営業担当は考えているはずです。

この記事では派遣社員の正しい履歴書の書き方を派遣会社の採用担当目線から紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

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派遣会社に登録する際に必要な書類

気になる派遣の求人を見つけ応募に進むと、最初にやらなければならないのは派遣会社で登録面談です。派遣会社への登録面談の際には大体どこの派遣会社も下記の2点が必要になるので事前に準備するようにしましょう。

  1. 写真付きの履歴書
  2. 職務経歴書(あれば尚可)

最近では「履歴書不要」の求人であったり、WEB上で履歴書のようなフォーマットに個人情報や今までの職歴を登録すればOKのようなものもありますが、特に指定がなければ履歴書と職務経歴書は絶対に持参するようにしてください。

ちなみにWEB履歴書と紙の履歴書だったら、どちらの方が良いのでしょうか?

特に指定がないならどちらでも大丈夫ですよ!でも紙の履歴書のほうが人柄とかが伝わりやすいから迷ったら紙で書くことをおすすめします。

ちなみに紙の履歴書とWEBの履歴書の指定がない場合は、あえて紙の履歴書を持参することで採用担当者に好印象が残りやすいと思います。

採用担当者が若い方であれば特に気にしないと思いますが、30~40代の方は紙の履歴書を好む人が多く、また手間ひまをかけて履歴書を持参したという仕事に対する真剣度が伝わりやすいです。

そのため迷ったら紙の履歴書を持参するようにしましょう。また職種によって、事務職などパソコンを業務で使う人はパソコンで履歴書を作成することで自身のパソコンスキルのアピールにもなりますよ!

派遣社員の正しい履歴書の書き方

それではこの記事の本題の派遣会社に持参する正しい履歴書の書き方について紹介をしていきます。正しい履歴書の書き方のポイントは主に下記になります。

  1. 履歴書の日付記入欄を派遣会社の面談日でしっかりと記入する
  2. 写真は真っ直ぐ枠からハミ出さない
  3. 西暦か元号を統一する
  4. 職歴に過去の派遣先は書かない
  5. 志望動機をちゃんと書く
  6. 本人希望欄には最低限望むものを書く
  7. 空欄はNG

それでは派遣の正しい履歴書の書き方を紹介していきます。

履歴書の日付は派遣会社との面談日で記入

履歴書を作成する際に迷うのは「作成した日」か「派遣会社の面談の日」どちらで記入するかですよね。こちらに関しては派遣会社との面談の日の日付を記入するようにしましょう。

派遣会社の採用担当は履歴書の日付は必ずチェックします。「日付なんてどうでもいいじゃん!もっと私を見て!」なんて思う方は勘が悪い人です。

なぜ日付をチェックしているのかというと履歴書を使い回ししていないかを見るためです。履歴書を使い回しをしている人の多くは、この日付のところを記載無しの履歴書を持参する人が多いです。

派遣会社に落ちたら履歴書を返却してもらい、別の派遣会社でもその履歴書を使って面談をすることを繰り返します。もうここまで言ったら何故日付を空欄で出す人は仕事を紹介してもらえないか分かりますよね?

履歴書を使い回す人は、他の派遣会社でも採用しないので、採用するにはリスクがあるから仕事を紹介したくないのです。

だから履歴書の日付は派遣会社の採用担当からすると、とーーーっても大事なんです。したがって履歴書の日付のところは必ず派遣会社の面談の日で記載することを忘れないようにしてくださいね。

履歴書の写真は真っ直ぐ貼る

次に履歴書の写真についてです。まず履歴書の写真に関してはスーツか私服かはどちらでも問題はないです。

しかしエンジニアや事務職など職種によってはスーツの方が好ましいということもありますので、迷ったらスーツで撮影した写真を使用するのが無難だと思います。

この履歴書の写真を貼るときの注意点ですが、綺麗に切った写真を真っ直ぐ貼るようにしてください。なぜ綺麗に真っ直ぐ貼る必要があるのかというと採用担当者は写真が真っ直ぐ貼られていないのを見て「雑な性格」「せっかちな性格」などの人物判断します。

また派遣会社の採用担当の立場からすると写真を適当に貼る求職者に対して「この人は本当に就労意欲があるのか?」と疑問に関じてしまいますよね。そのため写真を貼る際には丁寧に切り取り、真っ直ぐ枠からハミ出さないようにしましょう。

派遣先を履歴書には書かない

派遣社員の履歴書でよく目にするのが履歴書に派遣先を記入する方が多いということですが、結論からいうと履歴書に派遣先は不要です。なぜ不要なのかというと、そもそも派遣という働き方は雇用契約を派遣会社と結びます。そして派遣先の異動なども当然あるので人によっては履歴書1枚で収まらない人もいます。

異動毎に記載すると、履歴書がまとまっていなくて見にくいので、派遣先に関しては職務経歴書で記載をするようにしましょう。そのため履歴書には派遣会社(派遣元)の入社・退社を記載すればOKです。また面談の際には派遣先のこともヒアリングを受けると思うので、職務経歴書を予め作成し、自身の得意分野をアピールできると更に良いですね。

この履歴書の職経歴の部分で派遣会社の営業担当が見るポイントは

  1. あなたのスキルやマッチングしそうな仕事
  2. 過去に派遣会社を辞めた理由

こちらの2点なので履歴書はできるだけ採用担当者に伝わりやすいようコンパクトにまとめておくようにすることをおすすめします。

履歴書の志望動機は絞り出したほうがいい

派遣社員の履歴書あるあるで、履歴書の志望動機を空白で出す人がほとんどなのです。この志望動機を空白で提出してしまう理由を求職者の立場から考えると「生活のため」「お金がほしいから」というのはよく分かります。

しかし採用面で考えると限られた時間で自身をアピールしなくてはならないのに、志望動機を空白にするのは非常に勿体ないことだと思います。また人見知りで面談で上手く話すことが得意ではない人ほど志望動機の記入欄を活用してほしいと考えます。

「派遣の仕事で志望動機なんて特にないよ!なんて書けば良いんだ!」

って思う人は「過去の経験から将来どのようになりたいか」を意識して志望動機を記入すると採用担当者に就労意欲を見せることができます。

例えばこのような感じです。

志望動機の例①

私は前職でトヨタ自動車の工場で期間工を3年経験しました。そこで自動車部品の組立スキルを身に付けました。その経験を活かして活かして日産自動車で活躍し、将来的に正社員になれるよう頑張りたいです。

志望動機の例②

私は前職で営業を2年経験しました。営業経験を活かして社内の営業の方とスムーズに連携ができるように心がけていきます。そして今後は資格取得などにも積極的にチャレンジしていきたいです。

志望動機の例③

秘書の仕事は未経験ですが、以前から秘書の仕事がしたいと考えていたので秘書検定の資格を取得しました。未経験ですが秘書として活躍できるよう頑張ります。

これだけの文章ですが何となく就労意欲が伝わってきますよね?

資格を持っている人は資格をアピールすることができますし、仮に資格がない人でも未来のなりたい自分を相手に伝えるだけでも印象は大きく変わります。そのため履歴書には「過去→現在→未来」の流れで志望動機を作成するようにしましょう。

履歴書の本人希望欄は「貴社の規定に従います」が一般的

最後に本人希望の記載箇所ですが、最もやってはいけないことは、

  • 時給○○円以上
  • 通勤○○分以内
  • 賞与あり
  • 立ち仕事はやりたくない

など自分がやりたくないことや、理想高めな要求を書いてしまうことです。本人希望欄は「貴社の規定に従います」と書くのが本来であれば一般的です。

このように自分の要求ばかり記載してしまうと、派遣会社の採用担当から見た印象は最悪で「自己中心的な人」「トラブルを起こしそう」「紹介してもなかなか決まらなそう」ということで敬遠されてしまいます。

そのため本人希望欄には特別な事情がない限りは「貴社の規定に従います」と一言だけ書いておくのがベストです。

履歴書の準備ができたらあとは行動あるのみ!

正しく履歴書が作成できるようになったら、あとは行動あるのみです。数ある求人のなかから自分の興味のあるお仕事に積極的に応募していきましょう!

また求人に応募したあとは派遣会社の担当者と面談に行かなくてはいけませんが、その際にどのような服装をすれば良いのか分からないという方もいると思います。そんなときに下記の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

実際に派遣会社に来社したときには、必ず見るべきポイントがあります。ブラック派遣会社に引っ掛からないために、派遣会社の選び方についても事前に予習してから登録面談に臨みましょう!

派遣であまり働いたことがないという方は、まずは大手の派遣会社に登録するのが無難です。

まとめ

この記事では派遣会社の採用担当が見るべき履歴書のポイントについて解説をしました。履歴書は派遣会社の採用担当が求職者の「人物像」を判断するときの重要なものになります。

そのため求職者はなるべく希望の求人で内定をもらうべく、履歴書は真面目に書く必要があると思います。写真の貼り方や日付の記載など、細かいところに1つ1つ意味があります。

もし今まで適当に履歴書を作っていたという方は、この機会に丁寧な履歴書作成を心掛けてみてはいかがでしょうか?


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この記事を書いた人

皆さま、お疲れ様です。

森と申します。
私は人材業界で法人営業および採用関連の経験がございます。

派遣社員の正社員登用へのサポートなど、
キャリアアップ支援などに尽力をして参りました。

このような経験がどこかで活かせないかと思い、
趣味で「たまごジョブ」を運営しております。

仕事で困ったときに、当サイトが何かのキッカケになれば、幸いでございます。

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