求人票に「学歴不問」と記載されているけれど書類選考になかなか通らないってことはよくありませんか?
最初に言ってしまうと「学歴不問」っていうのは建前上そのように言っているだけで半分ウソです。なぜなら日本は学歴社会というものが存在します。
しかし中卒だからといって、安定した高収入の仕事に就けないという訳ではありません。むしろ視野を広げれば中卒でも成功している人は沢山いることが事実です。この記事では中卒でも学歴関係関係なく稼げる仕事について紹介します。
中卒は仕事がないので辛い
中学校を卒業してから社会に出ている方の多くは、工場や職人などガテン系の仕事で働いている方が多いのではないでしょうか。実際に私の周りの友人でも、中卒で働いている方の多くは、いわゆるガテン系の仕事をしています。
時々、友人と飲みにいき語りあったときなんかは、よく仕事の話しになるのですが、ガテン系の仕事で働いている友人はよく「もっと仕事を選べる選択肢があれば今とは別の仕事をしたかったな。」と言っています。
友人いわく、今の仕事は好きで選んだ仕事というよりは、限られた選択肢の中から、ガテン系の仕事を選ぶしかなかったようです。一般的にみても私の友人と同じような方は多いかと思います。
中卒は限られた選択肢の中でしか仕事を選ぶことができないので、離職率が非常に高いと言われています。厚生労働省の『新規学卒就職者の離職状況』の調査によると、中卒の方は入社3年以内に約62%が仕事を辞めます。
項目 | 中学卒 | 高校卒 | 大学卒 |
---|---|---|---|
3年以内離職率 | 62.4% | 39.2% | 32% |
結果、3年以内に離職した中卒の方の多くは職を転々としてアルバイトやフリーターなど不安定な職に就いている方が多いように見受けられます。
今は良くても数年後に苦労や後悔をするハメになるので、そうならないためにも将来のキャリアを考えることが非常に重要です。
中卒でも勝ち組・成功者は存在する
中卒で社会に出て、現在は仕事選びに失敗をして後悔している方は「俺なんか学歴がないから無理。」と悲観的になっても、何も起きませんし正直時間の無駄だと思います。
実際、中卒でも勝ち組や成功者は、数多く存在しているので、1番大事なのは「気持ち」ではないでしょうか。
学歴コンプレックスをネガティブに考えるのではなく、中卒でも成功者になれるとポジティブに考えると、物事が上手く運びやすくなります。
中卒で成功している経営者をピックアップしてみました。このように学歴関係なく勝ち組に這い上がった方をみてモチベーションを高めてみましょう。
1人目:GMOインターネット 熊谷正寿氏
GMOインターネットの熊谷社長は高校進学はしたものの、全く勉強しなくなり高校を中退しました。
高校中退後は喫茶店のアルバイトやクラブでDJなど自身で「特になにもなくフラフラしていた」とメディアに対して語っています。その後17歳で熊谷社長の父が経営しているパチンコ屋で店長として働き始めます。
そこで経営やマネジメントに関するスキルを身に付けたそうです。そして当時からインターネットの将来性に可能性を感じており、パチンコ店で身に付けたビジネススキルを駆使して独立して、現在はネット広告・メディア事業・ネット証券・スマホゲームなどの事業を展開されています。
2人目:アドウェイズ 岡村陽久氏
アドウェイズの岡村社長は高校入学から2ヵ月で退学されています。高校を退学して独立をするまでに2社で営業をされていました。
1社目はベランダの屋根の訪問販売で2社目は換気扇のフィルターの訪問販売の営業の仕事をされていたそうです。営業の成績が悪くても改善を繰り返していくうちに営業スキルがメキメキと上達してトップ営業マンまで上り詰めたとか。
そして当時ネット広告のサイバーエージェントが上場したころでネットの世界に魅力を感じてサイバーエージェントに転職をしようと試みたが不採用になってしまいました。
その後間もなく知識ゼロから自身でネット広告の会社を起業して、会社が大きくなるまでは波乱万丈のこともあったそうですが、現在ではアフィリエイト広告の事業を展開されており上場企業の社長へと上り詰めました。
3人目:paperboy&co. 家入一真氏
paperboy&co.の創業者である家入一真社長は中学2年生のとき登校拒否の引きこもりだったそうです。高校には進学しますが高校1年生のときに退学しています。その後、父親の交通事故や親の離婚や借金で止む無くデザイン会社に就職されたそうです。
デザイン会社に在職中にウェブサイトのデザインに興味を持ち、ウェブデザインの技術習得のためITのシステム会社へと転職しました。ITのシステム会社でのスキルを活かしサーバーホスティング事業を主に展開しているpaperboy&co.を創業し29歳で上場企業の社長となることができました。
現在、paperboy&co.は熊谷社長率いるGMOグループの一員となり、社名をGMOペパボに変更しております。
中卒で成功した起業家の共通点は?
中卒で起業をして成功を手に入れた3名には共通点があります。それは「IT業界」で起業をしているということです。IT業界は今後も市場が拡大して、伸びていく業界と言われています。そのため学歴関係なく勝ち組に這い上がるにはIT業界が狙い目です。
特に急速なIT技術の発展によってエンジニアは人手が不足しています。エンジニアのスキルを身につけることができれば、自身の転職市場価値は拡大に向上し仕事に困ることはないでしょう。
またエンジニアのスキルさえあれば、独立できる可能性も十分あるので、将来の選択肢が拡がります。学歴関係なくスキルで勝負できるエンジニアが中卒の方におすすめです。
中卒からエンジニアになる方法について
中卒の方がエンジニアになる方法としては下記の2つの方法があります。
- 自宅で独学でプログラミングを勉強する
- プログラミングスクールに通ってスキルを習得する
プログラミング未経験者でプログラミングスキルを習得しようと考えたときに後者のプログラミングスクールに通ってプログラミングスキルを習得するのが最も最善策です。なぜなら独学でプログラミングスキルを習得しようとした方の90%以上は挫折してしまうと言われているからです。
プログラミングスクールであれば、マンツーマンでサポートを受けることができるので、挫折することなく、プログラミングスキルを確実に習得することが可能です。
多少、プログラミングスクールに通えばお金はかかりますが、エンジニアの仕事に就けば、プログラミングスクールに支払う費用は十分元は取れると思います。
ちなみに経済産業省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によるとエンジニアの平均年収は592万円と言われています。
エンジニアの平均年収 | 日本の平均年収 |
---|---|
592万円 | 441万円 |
日本全体でみてもエンジニアの平均年収は高いほうなので、プログラミングスクールに通ってでもスキル習得を目指すほうが良いと言えるでしょう。
転職保証付きプログラミングスクール
転職保証付きのおすすめプログラミングスクールをピックアップして紹介します。プログラミングは独学だとほとんどの方は挫折するといわれているので、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。
またプログラミングスクールで転職サポートもしてくれるので、技術を身に付けたあとに、そのまま職を手にすることも可能です。
項目 | テックアカデミー | テックキャンプ |
---|---|---|
総額(税込) | 437,800円~ | 657,800円~ |
受講期間/プラン | 16週間 | 10週間 |
上記の表は記事執筆時点の情報となります。最新情報については必ず各公式サイトよりご確認ください。
テックアカデミー
テックアカデミーでは現役のエンジニアが週2回マンツーマンでサポートしてくれます。
またキャリアカウンセラーが転職のサポートをしてくれるので、プログラミングスキル習得後は紹介先の企業で働くことが可能です。
テックアカデミーを利用すれば12週間で未経験からエンジニアに転職することができますよ。
テックキャンプ
テックキャンプでは専属コーチがマンツーマンでサポートしてくれます。
独学でのプログラミング学習は9割は挫折すると言われてますが、テックキャンプでは専属コーチがサポートしてくれるので挫折することがありません。
そのため10週間で99%の方が未経験からエンジニアへの転職を成功させることができています。
中卒からエンジニアになった方の評判・口コミについて
中卒でエンジニアは相手にされないといったネガティブな評判・口コミもありますが、実力次第で成り上がれる職業であることは間違いないので、スキルのあるエンジニアであれば中卒でも会社員で年収1,000万円の方や起業する方が多いようです。エンジニア職であれば努力次第で成功者になることができるので、もし今の状況を変えたいという方は、プログラミングスキルの習得を目指すべきですね。
まとめ
この記事では中卒の方におすすめの仕事を紹介しました。エンジニアは良くも悪くも実力次第なので、学歴関係なく成功者に転じる可能性が十分見込める仕事です。
独学でプログラミングスキルを習得しようとしても90%は挫折してしまうので、多少のお金を払ってでもプログラミングスクールに通うべきです。
今なら各社無料体験や無料相談をオンラインで自宅にいながら実施することができるので、まずは無料体験や無料相談でエンジニアについて知ってみることから始めてみると良いですね。
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