郊外から都市部の会社に毎日通勤をされている方のなかで通勤時間を苦痛に感じている方は多いのではないでしょうか?
毎日の通勤時間を有効活用されてる方であれば、そこまで苦痛ではないと思いますが、いずれにせよ通勤時間は短ければ短いほど自由な時間ができるので良いですよね。
この記事では通勤時間が長くて苦痛の方が取るべき対処法について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【結論】通勤が長くて辛いときは引越し?それとも転職?
どうしても通勤時間が長いことの苦痛を耐えることができないようであれば、テレワークで勤務地に捉われない働き方が可能な会社に転職をすることをおすすめします。
職場の近くに引っ越しという選択肢もありますが、家族がいる方だと生活拠点を変えるのはなかなか難しいですよね。また職場が都市部であれば引っ越しをすることによって通勤時間は楽になったけど家賃が上がり生活が苦しくなってしまうリスクがあります。
現在はリモート勤務を推奨する企業は多いので、通勤時間が長くて辛いと感じている方は、テレワークで働くことが可能な会社に転職を検討してみると良いのではないでしょうか。
通勤時間の平均時間はどのくらい?
総務省統計局の『平成28年社会生活基本調査』によると、通勤時間の全国平均は1時間19分といわれています。
順位 | 都道府県 | 通勤時間 |
---|---|---|
1位 | 神奈川 | 1時間45分 |
2位 | 千葉 | 1時間42分 |
3位 | 埼玉 | 1時間36分 |
4位 | 東京 | 1時間34分 |
5位 | 奈良 | 1時間33分 |
都道府県別にみると神奈川県が最も長く1時間45分ですが、上位は一都三県です。
なぜ通勤時間の長い人が一都三県に集中するのかというと、それは単純に東京の会社で働く人の人口が多いからではないでしょうか。
また郊外に住むほうが当然家賃やマイホーム購入資金も安くなるため、東京周辺の神奈川・千葉・埼玉のエリアに集中します。
キツイといわれる通勤時間のボーダーライン
一都三県で働く多くの方が通勤時間1時間30分以上をかけているとのことですが、通勤時間の限界はどのくらいなのでしょうか?
不動産情報サービスのat homeの『―都内勤務 20~30 代賃貸一人暮らし会社員の「電車通勤実態」調査』では片道65分以上の通勤を限界という結果でした。一方で理想の通勤時間は29分という調査結果が分かりました。
またスイスの研究者の発表では、通勤時間が1時間の人が、職場に歩いて通勤している人と同じ幸福度を手に入れるには、その人よりも40%以上高い給料を稼ぐ必要があるそうです。(参考:PR TIMES)
したがって通勤時間と幸福度やストレス度は密接な関係があるため、プライベートと仕事を充実させるために、できるだけ通勤時間は少なくしたいですね。
長くて辛い通勤時間を有意義に過ごす方法
通勤時間は長ければ長いほど辛いというイメージが先行をしております。しかし逆の発想で考えてみてください。
その時間は嫌でも拘束をされるので、通勤時間を有効活用してる人とそうでない人ではビジネススキルや資産形成に差が生まれます。
通勤時間が長いといった方は例えば下記のようなことを始めてみるのはいかがでしょうか?
- 資格や語学の勉強をする
- ビジネス書を読む
- 副業や投資に勤しむ
実際、多くのサラリーマンは通勤電車で漫画を読んだりYouTubeを見たりと自己研鑽に励む人は少ないように思えます。
そのため長く辛い通勤時間を有効活用できる人はキャリア形成や資産構築には有利といえるのではないでしょうか。またせっかくの通勤時間を自分の将来のために使うことをおすすめします。
そもそも通勤で疲弊するのは時代遅れ!(今やテレワークが主流)
現在テレワークを採用する企業が増えているので、そもそも通勤時間で疲弊をしている人は少ないと思います。未だに片道1時間以上をかけて毎日通勤されている人は時代とは真逆の働き方なのかもしれません。
他のサラリーマンはテレワークによって往復の通勤時間の2時間以上削減することができているので、その分可処分時間に大きく差が生まれています。
もし年間休日120日の会社で働いているのであれば残りの245日は仕事ということになります。1日2時間×245日で490時間、あなたは損をしているということにあります。(日数に換算すると年間20日もの時間の損をしています)
これだけテレワークの人とテレワークではない人の可処分時間の差があるので、それだけ幸福度にも違いがあるのではないでしょうか。現在、通勤時間が長くて辛いという人は思い切ってテレワークOKの会社に転職するというのも1つの手段かと思います。
まとめ
この記事では通勤時間が長くて限界の人にむけて対処法を紹介しました。
対処法としては引っ越しか転職かの二択になると思いますが、生活拠点を変えるには家族の許しもあってのことで、なかなか難しいといった方も多いと思います。
そのような方は現在テレワークを採用する会社が増えているので、リモート勤務OKの会社に転職するのも1つの手段です。
通勤時間と幸福度は密接に関係しているので、プライベートと仕事を両立させるためにも、余分な通勤時間はできるだけ削減するのが良いでしょう。
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