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「教師を辞めたい!」公務員で転職は後悔する?失敗しない対処法を徹底解説

「公務員で安定した職業」というのが魅力で教師になったという方が多いと思いますが、実際に教師になって長時間労働や人間関係・給料の安さから教師を辞めたいと感じている方は多いようです。

さらに安易な気持ちで公務員を退職してしまうと「安定性を失う」といったリスクもあるので悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

この記事では教師を辞めたいと感じたときに転職で失敗しないように取るべき対処法について紹介していきます。

初めまして。森です。
私は人材業界で営業と採用領域を兼任して働いています。

この記事をご覧になっている方に良き転職のアドバイスをできるように努めて参ります。

元教師
山口

現在はフリーランスでライターとして働いている元教師の山口が解説をしていきます。

教師を辞めたいと感じる理由について

元教師
山口

まず初めに教師を辞めたいと思う理由は

★残業や休日出勤などの長時間労働
★保護者や職場の人間関係の悩み
★給料が安い

ことが挙げられますね。

教師というのは過去には子供達の憧れの職業の一つとしてランキング入りをしていましたが、現在では教師になりたいという夢を持った子供達というのは減少しています。なぜならメディア等で取り上げられることが多い「教師の多忙さ」ということが原因として上げられているためです。

教師の勤務時間や休日出勤などは他の異業種の職種に比べて非常に高い傾向にあります。教師の仕事は期限内に授業が終わるように計画や対策を立てて、授業の準備や部活動、保護者の対応や、様々な雑務を行う必要性があります。

このような多忙な時間を過ごす中で精神的な苦痛を感じて転職を検討する教員というのは非常に多くなってきているという現状があります。この他にも「人間関係のストレス」によってうつ病を発症して教師という立場から退くケースもあります。

教師というのは人間を相手とした仕事ですから、生徒に対して「指示を聞いてくれない」「反抗的な生徒がいる」と言った生徒もいますし、過保護な保護者による理不尽な要求に対して精神的な苦痛を得ているということも大きな要因となっています。

特に若手の教師というのは未熟という理由で生徒や保護者や同僚仲間である教師との関係について悩む方が多く、教職員同士で良い関係が築けていない場合には適切なサポートを受けられず「孤立」をしてしまう教師も大勢います。このような人間関係のストレスによって教師を辞めたいと感じることが一番多いようです。

さらに人間関係以外に教師を辞めたい理由として「給与の待遇」が挙げられます。これを聞いて「公務員だから安定しているでしょ?」と思われるかもしれませんが、部活動の顧問となると休日返上で休日出勤をしなければいけません。

そこでしっかりと手当が貰えれば良いのですが、教師が部活動で休日出勤をした場合に貰える特別手当は一日「2000円」程度で、割に合わないのは明白です。教師以外の公務員であれば休日に出勤すればある程度の手当は貰えますから、このような待遇の差によっても「教師を辞めたい」という思いが出てくるのではないでしょうか。

教師を辞めたほうがいい人と続けたほうが良い人

教師を辞めたいと感じている方は、自分が教師になった理由について改めて考えてみる機会を設けてみるということが大切になります。どのような教師も最初の頃は希望に溢れており「子供達に授業で楽しく学んでもらいたい」という思いや「公務員として安定した給与を得る」などの適格な目標があったはずです。

しかし実際に教師として働くようになり教師の厳しい労働環境に対して「嫌気が指した」という思いや「授業なんてやりたくない」という精神面での不調が出てきた場合には「教師として転職を検討する」という一つの基準となります。このような精神状態では、教師として子供達に教える義務を果たせなくなり、無気力に授業を行ったり、元気がない先生というのは子供達の教育という面でも非常に好ましくはありません。そのためこのような「教師としての仕事に無気力」という症状が出た場合には転職を視野に入れて、教師の座から退くことを検討する必要性があります。

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教師として働く情熱が冷めてしまったら要注意ですね。

一方で「教師を続けた方が良い人」は多少の不満があったとしても子供達に真摯に向き合い、教師としての熱意を捨てていない人は教師を辞めるべきではありません。これは全ての業種に言えることですが、実際の仕事というのは現場に入って体験をしてみなければ自分の向いている職種など分からないものです。教師として教壇に立って授業をするということに対して「やりがい」と「授業や生徒に対しての信念」がしっかりとある人は教師として向いていますし、多少のストレスを感じてもやり遂げられるはずです。

もし、教師という職業が自分に向いていないのではないか?という疑念を抱いたら、改めて自分が教師を目指した理由を考えてみる機会を設けるということが非常に重要になります。
そこで教師を続けられないという思いが強かった場合には転職を検討するというのも一つの選択肢となりますので「教師として働くのが辛い」と感じた場合にはしっかりと自分を見つめなおして、今後の事について検討していけば良いのです。

教師・民間企業のそれぞれのメリット・デメリット

教師が転職をする場合には基本的には民間企業への転職を選択することになります。教師が民間企業のサラリーマンとして働く際のメリットとデメリットについて一度考えてみましょう。教師の場合には、やりがいという面では「生徒の成長を一年を通して実感できる」というのが大きなメリットで、民間企業の場合には「売り上げや利益などの成果が数字で評価される」といった異なるメリットがあります。

労働条件も教師と会社員では異なり、公務員の場合は給与が安定していますし、産休や育児休暇などの制度も充実していると言ったメリットがあります。一方で会社員の場合は残業すれば残業代がしっかりと支払われますし、休日出勤を行った場合でも割増給料として給与が支給されます。

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民間企業は利益を出さないといけないので、当然ノルマもありますから、教師とは仕事の仕方ややりがいも異なります。

社会的評価については公務員はご存知の通り、社会的信用が高いためにローンの申請が簡単に通ったりするなど社会的信用についてはメリットが大きいです。会社員の場合には公務員に比べると社会的信用が弱いという特徴がありますが、それは微々たるもので社会的信用というのは自分の自己満足の指数とも言えるもので、正社員であれば社会的信用も公務員並みとしてローンも組めます。そのため社会的信用に関してはそこまで重視して考えなくても良いでしょう。

そして一番の問題点が教師として公務員として勤めるということは地方公務員としての終身雇用となり、もし50代の教師一筋だった方が教師を辞めて会社員として転職をしたいと考えても、社会経験が教師だけですので、学校以外の転職が難しくなるといったデメリットがあるのに対し、会社員は異業種でも転職がしやすいというメリットがあります。

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教師としてのキャリアを積んでしまうと、なかなか民間企業へ転職することが難しくなってしまいます。

しかし、現在の日本の終身雇用制度は終焉を迎えていますので、もし務めている会社が倒産したら転職活動を行う必要性があるというデメリットはあります。このように教師と会社員では異なったメリットやデメリットがありますので、教師が会社員に転職する際にはこれらの異なった待遇についてしっかりと理解をして上で転職を検討して欲しいと思います。

それでも教師を辞めたい方が辞める前にやるべきこと

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転職活動をまずは始めて、転職先が決まったら下記のような所定の手続きをするのがベストです。

教師としての職務内容に限界を感じて転職をする場合には、所定の手続きが必要になります。まず、教師を辞める決意が付いたら、上司に対して退職願の提出を行いましょう。この退職願を出すのは会社員同様に上司に対して提出します。学校現場におけるトップは管理職である校長先生になりますから、校長先生に退職願の提出を行います。

公立学校の場合には所定の用紙がありますので、退職を検討している場合には校長先生へ退職を検討していることと、退職希望時期の相談を行うようにしてください。退職の意思があることを伝えると話が進んでいく中で、何回かの面談が行われることになります。
場合によっては「卒業時期まで待って欲しい」と引き留められることもありますが、退職の決意が固い場合には、自分の希望をしっかりと伝えれば、余程のことが無い限り退職が可能となりますので、引き留められたとしてもしっかりと退職の意思があることを伝えることが大切になります。

そうして退職が認められた際には、今までお世話になった先生方に対して挨拶回りを行います。この挨拶回りですが大勢の職員がいる職員室で行うのではなく、変な噂が回ることを避けるために1対1の際を見計らって退職の意思を伝えた方が良いでしょう。
特にお世話になった方に対しては事前に相談しておくということも重要です。その次に仕事の引継ぎに移ります。この仕事引継ぎをしっかりと行っておかないと後任の先生が困ってしまいますので、児童生徒の情報や教科書の進み具合などの情報を後任の先生に情報共有をして教えてあげてください。

それと同時に退職後は健康保険証の返還が必要になります。実際に書類の提出を行うのは退職後の話となりますが、退職後は忙しくなることが想定されますので、健康保険等に関する書類は事前に準備しておくことをおすすめします。そうして最後にお世話になった先生方に対してお礼として菓子折りなどを配ると印象が良くなりますので、このような心遣いも忘れずに行うようにしてください。

職場を辞めるときは会社員も公務員もお世話になった同僚に礼を尽くすというのは非常に大事なことですね!

教師の方のおすすめの転職先

前職が教師ということで、これからは元教師が転職をする際にオススメできる転職先を紹介していきたいと思います。前職が教師であったということは教員免許を持っていますので、教育関連への転職先がオススメです。その理由としては学校教師としての経験とスキルを転職先へ直接活かすことができるために、転職先でも馴染みやすいからです。

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教師におすすめの転職先について詳しく解説をしていきますね。

塾や予備校講師

まず最初にオススメできる転職先は学校塾や予備校講師などの塾の先生です。塾や予備校というのは生徒を希望の高校や大学に合格させることを目標としていますので、生徒の合格率を上げることができれば会社からも評価されるなど、やりがいのある仕事です。

しかし、注意しなければならないのは塾や予備校に来ている生徒は合格を目的として高い授業料を払って習いに来ていますから、学校の授業以上に高品質の授業となるように心がける必要があります。塾や予備校の先生というのは元は学校教師であったという方が大勢いますので職場環境にも馴染みやすいということで、教師からの転職先としては一番の人気です。

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予備校教師として高い実績を出すことができれば講演やセミナーなど仕事の幅も広がっていきますね。

家庭教師

塾や予備校講師以外では家庭教師という選択肢もあります。家庭教師は大勢の生徒を相手として授業を行うのではなく、生徒1人の成績アップをしなければノルマ達成とならないために、塾の講師などに比べるとシビアな仕事と言えます。ですがマンツーマン指導で教えていた生徒の成績が上がればそれだけ評価も高くなりますし、とてもやりがいのある仕事ですから自分の腕に自身がある方は挑戦してみる価値はあるでしょう。

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個人でスキルのある方は家庭教師としてフリーランスで稼ぐこともできるのではないでしょうか。

児童相談員

「児童相談員」も教員からの転職先として人気がある職種です。児童相談員は児童発達支援センターや放課後のデイサービスなどで、市町村の業務委託を受けて企業が運営する施設となり、採用の募集要項でも教員免許を持っていると優遇されます。
発達がゆっくりなお子さんとの日常を過ごしながら、共に成長ができる職場環境というのは教員免許を持っているからこそ相手の仕草や表情などを理解できる職場となります。

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「年収をあげるために転職をしたい」という方よりも「社会貢献性の高い仕事をするために転職したい」という方にピッタリではないでしょうか。

出版社での教材スタッフ

「出版社での教材スタッフ」という職業も教員免許を活かせる職場となります。教材の出版スタッフとは教科書などの編集に携わるスタッフのことであり、募集としては多くはありませんが、生徒が毎年習う教科書の内容の編集に携われるために教員免許を活かせる職種となります。

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自身の発想やアイディアを活かして働きたいクリエイティブ志向の高い方にピッタリの職業ですね。

このように教師からの転職先として人気になるのは、やはり教育関係であり、教員免許を持っているからこそ活かせる能力を十分に発揮して転職先を探して欲しいと思います。

まとめ

これまで紹介してきたように、現在の日本の教育現場というのは教師による長時間労働や休日出勤による手当、保護者の対応、テストの採点などで多忙な日常を強いられています。
このような教育現場の中で懸命に志を持って仕事に取り組む教師は素晴らしいですが、教師も人間であるために過大なノルマによって心を病んでしまうケースが問題視されています。

実際に某県の中学教師は過労死レベルの長時間労働や保護者対応などで自ら命を絶ってしまったという悲しい事件も起こっています。確かに教師というのは社会的地位や給与面では会社員よりも優遇されるケースが多いですが、このような過酷な労働環境を強いられる中、教師として教壇に立っても、生徒たちに正しい知識を教えられるのでしょうか。

私の個人的な意見としては、このような過酷な労働環境の中で「うつ状態」となり、生徒と向き合っても、生徒に対して適格な指導が十分に行き渡るとは到底考えられません。そのために「教師を辞めたい」という気持ちが芽生えた際には、少し厳しい言葉になりますが、教師失格としての自覚を持ち、民間企業への転職を視野に入れて考えて欲しいと思います。


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