メーカーに転職したい…。
現在、転職を検討している方で「メーカーに転職したい」という考えを持つ人は多いかと思います。なぜなら国内の大手メーカーは優良企業が非常に多く、安定した職場で働きたいと考える転職希望の意向とベストマッチするからです。
しかしメーカーは人気のあまり転職難易度が高いのではないか?など転職希望者の方のなかには不安に感じる方がいるのではないでしょうか。
この記事ではメーカー転職の方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
メーカー・工場へ転職をおすすめする理由について
まずメーカーをおすすめする理由について紹介します。メーカーに転職をするメリットは主に下記の4つです。
- 年収が高いうえに給料が安定している
- 福利厚生が充実している
- 休日が多い
- 過重労働の心配がない(残業が少ない)
では、これらのおすすめする理由についてもう少し詳しく説明していきましょう。
メーカー・工場勤務は年収が高いうえに給料が安定している
メーカーは他の業界よりも年収が高い傾向にあると言われてます。大手転職エージェントのdodaの調査によると、メーカーの平均年収は455万円で最も平均年収が高い業界ということが分かりました。
順位 | 業界 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 金融 | 455万円 |
1位 | メーカー | 455万円 |
3位 | 総合商社 | 434万円 |
4位 | IT/通信 | 433万円 |
5位 | 建設/プラント/不動産 | 416万円 |
6位 | メディカル | 410万円 |
7位 | 専門商社 | 408万円 |
8位 | インターネット/広告/メディア | 405万円 |
9位 | サービス | 367万円 |
10位 | 小売 | 351万円 |
またメーカーの年収の特徴としては、下記のようなイメージの企業が多いように感じます。
- 年功序列で勤続年数が長くなるに比例して年収があがる
- ボーナスが高めに設定されている
年齢が若いうちは、基本給が安かったり、インセンティブが出ないなどネガティブな点もあるかもしれませんが、メーカーで働く醍醐味は個人的には勤続年数に比例して年収が高くなる・ボーナスが多いの2つだと思います。
メーカー・工場は福利厚生が充実している
メーカーは他の業界と比較して福利厚生が充実しているのが魅力として挙げられます。特に住宅補助、家族手当のような手当を充実させているメーカーは多いです。
また企業によっては独身寮などを保有しているケースも多いので、若いうちは基本給が低い分、こういった福利厚生が充実しているおかけで、貯金をしやすい環境が整っています。
これら以外にも最近は退職金制度のある会社は少なくなってきましたが、メーカーでは退職金制度のある会社が多いので、老後のことを考えると非常に安心できそうですね。
メーカーは休日が多い
メーカーは年間休日120日以上の会社が多いので、仕事とプライベートの両立をしやすい業界であるといわれています。たとえばメーカーの工場で働く従業員は繁忙期以外はあまり残業をしないケースも多いようです。
メーカーは過重労働の心配がない(残業が少ない)
大手のメーカーだと自社に労働組合があるケースが多いので、そこで全従業員の労働時間について厳しく管理されているので、過重労働の心配はありません。また工場の仕事は残業時間が少ないので、繁忙期以外は基本的に定時で帰れることが多いです。
朝の出勤は8時始業とかなので少し早めですが、終業が17時なので、その分早く自宅に帰ることができます。そのため、メーカーで仕事をしている方は残業時間が少ないので平日でもプライベートを充実しやすいですよ。
メーカー・工場へ転職するデメリットはあるの?
メーカーは年収が高いうえに、休日が多く、残業時間が少ないので完璧な業界のように思えます。では逆にメーカーに転職するデメリットについても挙げてみたいと思います。
- 年功序列なので仕事ができても年収に反映されにくい
- 転勤の可能性がある
では、デメリットについてもう少し詳しく説明していきますね。
年功序列なので仕事ができても年収に反映されにくい
メーカーは年功序列なので勤続年数に応じて年収が高くなります。安定している一方で仕事ができる人にとっては実力で年収を上げるのが難しいので逆にデメリットになることもあります。
例えば、インセンティブ要素の強い職種であれば、成果によって年収が決まるので、仕事ができる人であれば20代から年収1,000万円を手にすることができますが、メーカー勤務だと中々20代で年収1,000万円を手にすることは難しいでしょう。
実力があっても年功序列に従うしかないので、バリバリ働いて年収を上げたい人にとってはメーカーで働くことは少し退屈だと感じてしまうことは少なくないでしょう。
全国に転勤の可能性がある
大手メーカーだと日本全国、海外に拠点をもっていることが多いため、その分転勤の可能性があります。勤続年数が増えるごとに任される仕事であったり、ポジションも変化していくので、地方に転勤なんてこともあり得ます。
地元で長く働きたいと考えている人にとってはメーカーで働くと転勤の可能性があるので、デメリットになるかもしれません。
転職先におすすめな優良メーカーを徹底紹介!
ここでは優良メーカーを紹介させていただきます。転職できれば良いのですが各メーカーの求人募集は常時おこなっている訳ではないので注意してくださいね。もし中途募集をしているメーカーがあればぜひチャレンジしてみると良いでしょう。
平均年収が高いメーカー5選!
まずは年収が高いメーカーから発表しますね!
キーエンス
平均年収2,088万円
項目 | 会社概要 |
---|---|
設立 | 1974年5月27日 |
資本金 | 306億3,754万円 |
本社 | 大阪府大阪市東淀川区東中島1-3-14 |
会社HP | https://www.keyence.co.jp/ |
ファナック
平均年収1,347万円
項目 | 会社概要 |
---|---|
設立 | 1972年 |
資本金 | 690億円 |
本社 | 山梨県忍野村 |
会社HP | https://www.fanuc.co.jp/ |
シスコシステムズ
平均年収1,215万円
項目 | 会社概要 |
---|---|
設立 | 1992年5月22日 |
資本金 | 4億5,000万円 |
本社 | 東京都港区赤坂9-7-1 |
会社HP | https://www.cisco.com/ |
サントリーホールディングス
平均年収1,127万円
項目 | 会社概要 |
---|---|
創業 | 1899年 |
資本金 | 700億円 |
本社 | 大阪府大阪市北区堂島浜2-1-40 |
会社HP | https://www.suntory.co.jp/ |
第一三共
平均年収1,104万円
項目 | 会社概要 |
---|---|
設立 | 2005年 |
資本金 | 500億円 |
本社 | 東京都中央区日本橋町三丁目5番1号 |
会社HP | https://www.daiichisankyo.co.jp/ |
有休取得日数の多いメーカー4選!
次は有給休暇の取得日数の多いメーカーを発表します!
ダイキン工業
年間取得平均:20.2日
項目 | 会社概要 |
---|---|
創業 | 1924年10月25日 |
資本金 | 850億3,243万6,655円 |
本社 | 大阪市北区中崎西2-4-12 |
会社HP | https://www.daikin.co.jp/ |
エイチワン
年間取得平均:20日
項目 | 会社概要 |
---|---|
設立 | 1939年4月23日 |
資本金 | 43億6,693万円 |
本社 | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目11番地5 |
会社HP | https://www.h1-co.jp/ |
明電舎
年間取得平均:19日
項目 | 会社概要 |
---|---|
設立 | 1917年6月 |
資本金 | 170億7,000万円 |
本社 | 東京都品川区大崎二丁目1番1号 |
会社HP | https://www.meidensha.co.jp/ |
本田技研工業
年間取得平均:19日
項目 | 会社概要 |
---|---|
設立 | 1948年9月 |
資本金 | 860億円 |
本社 | 東京都港区南青山2-1-1 |
会社HP | https://www.honda.co.jp/ |
優良メーカーは社員の入れ替わりが少ないので、常時求人募集をおこなう企業は、そこまで多くないです。そのため優良メーカーで求人募集があるタイミングはチャンスと考えたほうが良いでしょう!
メーカー・工場への転職は難しいの?大手メーカーに転職する方法
大手メーカーに転職をするのは難しいという意見をよく耳にします。たしかにメーカー転職は人気なので、他の応募者も多く、入社難易度が高いのは事実としてありそうです。
しかし転職の難易度は求職者のスキルや企業が求める人材ニーズ等によって異なるので、一概に「難しい」とひと言で片付けることはできないのが、正直なところです。
そのようななかで大手優良メーカーに転職を実現する方法としては、
- 知人や取引先からの紹介
- 転職エージェントからの紹介
この2つの方法が有効です。知人や取引先からの紹介してもらうのが1番可能性が高い方法かと思いますが、なかなかこのケースで入社できるのはレアかと思います。
そこで万人におすすめしたい方法は「転職エージェントから優良メーカーを紹介してもらう」ことです。転職エージェントは転職のプロです。
また転職エージェントは求職者と企業をマッチングさせた成果に応じて、企業から紹介料を受け取るビジネスモデルとなっています。(※上記の図を参照)
つまり転職エージェントとあなたは利害関係が一致してます。そのためあなたが希望の企業に入るためのサポートを転職エージェントは全力でサポートしてくれるという訳です。
優良メーカーに転職したい方が利用するべきおすすめ転職エージェント!
転職エージェントは無料で転職をサポートしてくれるサービスです。具体的なサポート内容は次の通りです。
- 非公開求人を含めた優良企業の求人紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 各企業ごとの選考(面接)の対策
- 年収交渉・入社日の調整
- あなたを企業に推薦&直接人事にプッシュしてくれる
現在の仕事を併行して転職活動を進めていくには効率よくスピーディーに進めていく必要があります。また1人で情報収集をするのは限界がありますので、そのようなときには転職のプロにお願いするのがベストです。
実際に転職活動をするときに多くの方が、転職エージェントを使用して転職活動を進めていますよ!
実際に効率よく内定を獲得するには何社くらい転職エージェントに登録するべき?
「転職エージェントは何社登録すべきか?」と疑問に感じる方も少なくないようですが、リクルートエージェントの調査で転職成功者の多くが複数の転職エージェントを利用していることがわかりました。(参考:リクルートエージェント『転職エージェントは何社利用するのが良い?』)
この調査結果では平均2~3社は登録しているという方が多いので、最低でも2社以上の転職エージェントを使い分けることがおすすめです。
なぜ、転職エージェントを複数使い分けるべきかというと、次のような理由があるからです。
- 転職エージェントによって求人情報が異なるのでキャリアの選択肢の幅が広がる
- 複数のキャリアドバイザーからアドバイスをもらうことで客観的な視点で転職活動ができる
- キャリアアドバイザーとの相性もあるので自分にあったキャリアアドバイザーと巡り合える
こういった理由から複数の転職エージェントを利用することを推奨しています。
転職エージェントに複数登録する際は、大手転職エージェントを中心に登録をするのがベスト!
リクルートエージェント
キャリアアドバイザーのヒアリング力・提案力はピカイチ!求人数もトップクラスに多いので、転職を考えたときにまず初めに登録をしておきたいおすすめ転職エージェント!
- 業界№1の転職エージェントなので、むしろ登録をしない理由がない
- 転職支援実績は累計41万人以上!
- 非公開求人は業界最大級!
- 経験豊富なキャリアアドバイザーが的確な転職サポート
- 独自の業界&企業分析情報を提供してくれる
doda
サイトが1番使いやすいので、自身でも転職活動を進めることができるという方や、できるだけ自分で求人を探したいという方におすすめ転職エージェント!
- dodaは約10万件以上の求人を保有しており、リクルートに次ぐ日本トップクラスの転職エージェント!
- キャリアドバイザーがマメに情報提供をしてくれる!
- スカウト機能があって企業から面談オファーが届くおかげで求人を探す手間が省ける
まとめ
この記事ではメーカー転職に関して紹介をさせていただきました。
メーカーはホワイト企業が多く、プライベートと仕事を両立させることができるので、仕事をバリバリして高収入を得たいという方よりは、安定志向の高い方のほうが向いている業界だと思います。
ただし競争率が高い業界でライバルも多いので、効率よく転職を成功させるには転職エージェントを上手に活用することをおすすめしますよ。
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