現在、ニートで仕事もしていない状況で、ふとした瞬間に漠然と将来に対する不安がこみ上げてくることってありませんか?親からは”安定した職に就いて欲しい”と言われ、周りの友人はみんなちゃんと社会に出て働いている…
『なのに自分は…どうして…』
でも安心してください。20代をニートで過ごしていていても、正社員に就職することはできます。この記事では30歳までニートで過ごしたが、正社員就職によって年収600万円を手にしたAさん(仮名)の体験談を紹介していきます。
はじめに
初めまして。森です。本日はよろしくお願いします!
A(仮名)です。私の体験談が役に立つか分かりませんが…本日はよろしくお願いいたします!
ありがとうございます!まず簡単にAさんの自己紹介をお願いできますか?
はい。私は現在フリーランスで働いていますが、前職では大手外資系IT企業で働いていました。
外資系IT企業ですか!?キラキラして華やかなイメージがありますね。
でも実は30歳までニートだったので、同世代の友人たちと比べるとまともに社会に出たのが遅かったんですよ…笑
では、本日はAさんが30歳ニートから正社員就職を成功させたコツとか体験談をお聞きできればと思うので、よろしくお願いいたします!
【就職・体験談】30代ニートから年収600万円の正社員に
すでに年功序列という言葉が死語になり、今や転職が当たり前の時代になりました。しかし、現実問題、転職できる人は、これまで企業で職歴を重ねてきたひとだけです。
つまり、何かしらの状態で、ひきこもり・・・いわゆるニートになってしまった人には厳しい現実が待ち受けているのです。書類をいくら出しても面接すら進めない。
つらい現実ですね。そこで、ニートから正社員への就職を果たし、およそ4年で年収がゼロから600万円に上昇した私の体験談を交えて就職の方法をご説明したいと思います。
ニートでも職歴はつくれる
実は、ニートで職歴がないと就職できない・・・と思われている方は、少し誤解をしているかもしれません。少し幅を広げて考えてみましょう。必ずしも「企業で働く」ことだけが職歴ではありません。
例えば、自宅でアフィリエイトをして納税していれば自営業ですし、アルバイトをしながら「将来、起業を目指す」人は、起業家です。ニート=職歴がないと思い込んでしまうと、企業への売り込みができずに、みすみす就職のチャンスを失ってしまいます。
アピールの角度を変えれば、「起業を目指していました」「自営業として○○株式会社の仕事をお手伝いしていました」と、アピールすることで、グッと就職への道が開けます。
スキルの作り方
実は、私は30歳までニートでした。アルバイトもほとんどしていませんでしたし、仕事のスキルはゼロ。でも、4年後には600万円の年収を手にすることができました。
きっかけは、派遣会社に登録したこと。そして、某外資系の企業へ1ヶ月限定の短期派遣として就職したことでした。え?スキルがないのに、なぜ600万円に?と思われるかもしれません。私は、就業先の企業に未来のスキルを約束したのです。
実は、1ヶ月限定の派遣であることは、就業が決まってから知りました。派遣会社からは「試用期間」と聞いていたのですが、実際は、試用期間ではなく後任人事が決まるまでの「つなぎ」だったのです。
しかし、1ヶ月で無収入のニートに戻ることだけは避けたかった私。資料をつくるスキルはないし、外資系企業への就職だったにもかかわらず英語もまったく話せませんでした。そこで、上司に「現在、英語を勉強中で1年後には話せるようになります!」と宣言したのです。
この効果はてきめんで、1ヶ月後には派遣契約の更新をしていただき、気がつけば半年が経過していました。その頃には、「私しかできない仕事」が増えたことで、派遣先としても私の雇用契約を終了できなくなっていたのです。
さらに、地道に英語を勉強したことで、少しは英語ができるようになりました。私しかできない仕事と英語能力の多少の上達。この2つが武器になり、7ヶ月後には晴れて派遣から正社員へ雇用形態を変更していただき、元々、給与体系が高い外資系だったことも手伝って、年収600万円を手にすることができました。
つまり、「今、スキルがない」ではなく、「私は将来スキルを身につけられる」ことをアピールすれば、ニートでも魅力的な人材に変身することが可能です。これが就職への道筋になるのです。
優良な派遣会社の見抜き方
私の場合は、ニートから派遣社員として就職し、最終的に正社員への道を手にしましたが、注意したいことがあります。それは、求人サイトから突然、企業に応募することです。
もちろん、求人サイトで優良企業を見つけることができればよいのですが、万が一、ブラック企業へ就職をしてしまうと疲弊をするだけで、再びニートへ逆戻りになる危険性があります。
そこで、現在、ニートの方には派遣社員で体慣らしをしていただきたいと思います。一方で、派遣会社といえど、悪質な会社も存在します。
優良で良心的な派遣会社はどのように選べばよいのでしょうか。ポイントは、大手であること。事務系の案件を多く扱っていること。そして、給料体系が高いことです。
まず、大手の派遣会社は、企業として悪い評判が増えてしまうと「お客様」である、求職者の応募が減ってしまうため、優良企業としか契約をしません。つまり、ブラック企業とは契約をしないのです。必然的に大手に優良案件は集まってきます。
つぎに、いわゆる肉体労働系の仕事が多い派遣会社は、やはり、スキルにつながらず、将来、体を壊したところが運の切れ目。ニートへ逆戻りをしてしまう可能性があります。
最後に給料体系ですが、現在、ニートだからといって給料を妥協することはありません。先ほどお話しした通り、スキルは作り出せるものです。
基本的に現代は昇級が難しい時代です。就職して、スキルを身につけてから「給料が安い」と後悔するよりも、はじめから給料が高めの案件に応募して、それに見合ったスキルを身につけられるよう努力をしてゆく方がスキル向上も早いですし、企業も高い給料を払って採用した人材だけあって簡単には契約を切ることはしません。
給料体系がよい会社へ就職することで、未来は加速度的に開けるものなのです。
ニートでも攻めること
最後に、私がお伝えしたいこと。それは、スキルなし、職歴なしのニートでも、卑屈にならずに、自分のマイナスな過去をプラスに見せる工夫をするだけで、簡単に就職は果たせます。
「必ずニートをやめよう。そして未来は素晴らしい自分になる」と宣言し、攻めの姿勢で進めば、きっと未来は開けるのです。
就職できないニートの特徴について
いつまでもニートから抜け出せない人の特徴としては他責にしたり言い訳が多い方です。具体的には・・・
- 就職できないのは社会のせい
- 就職できないのは学歴のせい
- どうせ自分なんて就職できない
- ニート期間が長くてどうせ年齢が原因で採用してもらえない
他にも色々あると思いますが、ニートで就職できない方は自分自身に原因がある方が多いように思えます。そのため現状を変えたくてもネガティブな発想が先行しがちで行動になかなか移すことが出来ずにいます。
こういったのが当てはまる方は、今すぐこのような考えを辞めるべきです。行動しなければいつまでもニートを脱出することは不可能なので、就職するための手段を模索したほうが良いでしょう。
自分は価値のない人間なんて思わずに、どのように自分の価値を見出せるか考えていきましょう。
ニートにおすすめの職種について
面接の際はプラスに発想を転換させて、上手く自分を企業にアピールすることが1番大事ですよね。
おっしゃる通りです。あとは仕事を選ぶうえでは、時間を切り売りして働くような単純労働ではなく、スキルアップに繋がりそうな仕事が良いですね。
なるほど。確かに現在はスキルのある方でないと年収を上げるのが難しいですもんね。ちなみにAさんはどのような仕事がおすすめですか?
たまたま私は英語力を磨いて英語を使うような仕事だったので、唯一無二の存在になれたのですが、現在であればプログラミングスキルを習得してエンジニアを目指すのが良いと思います。
確かにエンジニアであれば今後食べるのにも困らない仕事って言われてますし、独立の道も拡がりますしね!
転職保証付きのプログラミングスクールなどもあるので、転職活動とプログラミング学習セットのサービスもあるので、ニートからエンジニアを目指す方はこういったサービスを有効活用するのが良いと思います。
転職保証付きプログラミングスクール
転職保証付きのおすすめプログラミングスクールをピックアップして紹介します。プログラミングは独学だとほとんどの方は挫折するといわれているので、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。
またプログラミングスクールで転職サポートもしてくれるので、技術を身に付けたあとに、そのまま職を手にすることも可能です。
項目 | テックアカデミー | テックキャンプ |
---|---|---|
総額(税込) | 437,800円~ | 657,800円~ |
受講期間/プラン | 16週間 | 10週間 |
上記の表は記事執筆時点の情報となります。最新情報については必ず各公式サイトよりご確認ください。
テックアカデミー
テックアカデミーでは現役のエンジニアが週2回マンツーマンでサポートしてくれます。
またキャリアカウンセラーが転職のサポートをしてくれるので、プログラミングスキル習得後は紹介先の企業で働くことが可能です。
テックアカデミーを利用すれば12週間で未経験からエンジニアに転職することができますよ。
テックキャンプ
テックキャンプでは専属コーチがマンツーマンでサポートしてくれます。
独学でのプログラミング学習は9割は挫折すると言われてますが、テックキャンプでは専属コーチがサポートしてくれるので挫折することがありません。
そのため10週間で99%の方が未経験からエンジニアへの転職を成功させることができています。
ニートからエンジニアになった方の評判・口コミ
未経験からエンジニアになるには1,000時間くらいは必要かと思います。独学ではハードルが高く途中で挫折してしまう方も多いです。そのため多少お金を払ってでもプログラミングスクールには通ったほうが良いでしょう。(エンジニアとして正社員になればすぐにプログラミングスクール代も支払えるはずです)
まとめ
この記事では30代ニートから年収600万円の外資系IT企業の正社員に就職したAさんの体験談を交えて、ニートから正社員に就職するためのコツを紹介しました。
正社員になるためには過去のネガティブな経験をプラスに変えてアピールすることが非常に大事なのと、派遣でもアルバイトでも将来的なスキルに繋がりそうなことを実践してみることが大事とのことです。
もし語学が得意であればAさんのように語学力を磨いて、語学力の活かせるような仕事を始めれば、正社員就職の道は見えてきますし、もしくはプログラミングスクールに通ってプログラミングスキルを習得することでも良いと思います。
いずれにせよ、ニートから正社員就職を目指すうえで行動することは必須なので、まずは将来的にスキルに繋がりそうなことを始めてみることをおすすめしますよ。
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